ここがすごい! コールアカデミーの5つの特徴
東大に所属する部活動やサークルは数多くありますが、合唱だけでも11団体存在します! ここでは、コールアカデミーのユニークな特徴を5つに絞ってご紹介します。
その1 東大を代表する男声合唱団!

東京大学音楽部に所属するコールアカデミーは東大生のみからなる部活であり、総長賞(学生表彰)の受賞歴もある、東大を代表する合唱団です。 在学生代表としての入学式や卒業式での演奏は65年以上にもなり、東大本部の信認はいささかも揺らぎません。 そのほか、東京六大学合唱連盟やBESETO(HA) Choral Festival(後述)等にも、東大代表として参加しています。
その2 カウンターテナー、混声、オーケストラを伴奏に―― あらゆる歌い方ができる!
男声合唱団であるコールアカデミーは、普段は「一般的な」男声合唱曲を練習しています。
それに加え、カウンターテナー(裏声を含めた超高音の歌い方)にも長年取り組んでおり、ときおり専門の声楽家の招いています。 東大で唯一なのはもちろん、日本全国の合唱団を見渡しても極めて珍しい試みですが、これも東京大学の「音楽部」だからできることです。 このカウンターテナーがあるおかげで、古今東西あらゆる合唱曲を演奏することができるのです。
男声合唱曲の詳しいレパートリーが気になる人は、Repertoireのページへどうぞ!

また、文化祭・式典行事・定期演奏会などにおいては、同じく音楽部に所属する女声合唱団のコーロ・レティツィアとの混声合唱も行っています。

特に、隔年で行われるBESETO(HA) Choral Festival(後述)では、オーケストラ伴奏のついた総勢150人以上による合唱を行う機会もあります。
その3 初心者でも伸びる、経験者が飛躍する練習!
ここ10年間の新入生を調べると、合唱の経験が無いまま入部した団員は全体の過半数を占めます。 このような合唱団が、なぜ東大代表として活動できるのでしょうか?
1つ目のポイントは『基礎練習』 コールアカデミーの練習は、火・金・日曜日の週3回の計約8時間と東大の他の合唱団より、比較的多い練習時間となっています。 この週3回の練習のうち基礎練習にあてる時間を毎回とっているので、「良い声」が育つのです。
2つ目のポイントは『個別指導』 合唱「サークル」は数あれど、「部活動」であるコールアカデミーではヴォイストレーナーとの1対1の定期的な個別指導が受けられます。 高い頻度できめ細かなトレーニングが受けられるから、応用的な発声技術も飛躍的に向上します!
練習内容について詳しく知りたい方はPracticeのページをご覧下さい!
その4 練習に参加しやすい細かな配慮!

活動拠点が駒場にない部活動・サークルも少なくありません。 ですが、コールアカデミーは通常練習を駒場キャンパスで行うので、練習場所への移動に伴う時間や交通費を気にする必要がありません。 しかも、平日の練習は全て5限後から。必修科目の多い理科生も意欲のある文科生も、履修科目の如何に関わらず練習に参加できます!
また、運動部によくある朝練がないので、バイトやサークル(他合唱団含む)との掛け持ちも自由です。 実際、現団員の3分の2程度が掛け持ちをしており、掛け持ち先やクラスで外せない用事があるなら、練習を休むこともできます。 高校より段違いに忙しくなる大学生活。コールアカデミーには、団員それぞれのライフスタイルに合わせて練習できるような配慮が溢れています。
その5 「音楽部」だからできる、国内外の合唱団との交流、国内外への演奏旅行!

コールアカデミーでは、他大学の合唱団との交流も積極的に行っています。 国内では、東京六大学の男声合唱団で毎年5月に演奏会を開くほか、京都大学グリークラブとも毎年合同演奏会を開いています。 また、東大内外の女声合唱団との不定期かつ自由参加の交流会も実施しています。
これだけなら「サークル」にもありそうですが、そこは「音楽部」のコールアカデミー。国外にも交流の輪は広がっています。 その例が、2020年以前に行われていた、東アジア4大学(東大・北京大・ソウル大・(ハノイ大))の公式合唱団による「BESETO(HA) Choral Festival(ベセト(ハ)合唱祭)」。
演奏会だけでなく観光なども日程に含まれており、参加した各大学のメンバーは鮮烈な思い出で結ばれます。 閉祭後もSNS等で交流が続く団員は多数おり、特にソウル大のメンバーの中にはコールアカデミーの演奏会に合わせて来日してくれる人も! 10年以上続いていたこの合唱祭は、歌だけに留まらない国際交流の場となっていました。

このBESETO(HA)合唱祭は、残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響で中止となってしまいましたが、現在、私達は国外の合唱団との交流を復活させようとしています。その一例が、今年(2025年)3月に予定されているソウル大学との合同演奏会。BESETO(HA)合唱祭で交流のあったソウル大学の合唱団とともに、ソウルにて公演を行う予定です。
そして、こうした交流の多くは、演奏旅行という形で行われます。 なんと、2012年にはニューヨークへ渡り、カーネギーホールでのチャリティーコンサートを開催しました! 上述したベセト(ハ)合唱祭では、国外の大学とのコンサートで海外へ。 もちろん、国外よりも身近なスケール、大学祭や合宿などの定番イベントもばっちり!
詳しくはEventsページで!
というわけで……
せっかく東大で合唱するなら、アマチュアにできることは全部できるコールアカデミーはいかがですか?
体験練習などのお知らせは、Scheduleページに掲載しています。